弾き方で音色は大きく変わります。
一人一人声が違うように、その人の音、というものも存在すると思います。
ですがそれだけでなく、打鍵の深さやスピード、指先が鍵盤に当たる面積を変えるだけでも音色は多彩に変化します。
加えて腕の使い方、重さの使い方、変化の付け方が分かってきたら声色を変えるように音色も変えられるようになります。
それには先ず、脱力です。
でも力を全て抜くのではなく、必要な所に必要なだけ力を入れるだけ。
思っている以上に音を出すのに力は要りません。
体の色々な所を意識して使ってみて下さい。
研究してどんどん試してみるといいですね。
自分の体と楽器と耳で相談する感じです。
でも、出したい音のイメージがあれば、すぐにでもそれに近い音は出ると思います。
指だけで音色を変えることから始めて、徐々に腕を使ったり、肩から使ってみたり(腕全体が指、というイメージすると面白いですよ)。
どう弾いたらいいのか、どう弾きたいのか、何を求められているのか、考える事は難しいですが、楽しい事でもあります。
出したかった音が出たらとても幸せな気持ちになりますよ。