音符の下や上にある横棒がテヌートの記号です。
音を充分保つという意になります。
充分に保つ、これがまた難しいのですが。
レッスンでは音を引っ張る感じと言っています。
引っ張って次の音に繋げるイメージです。でも重たくならないように。
上手く伝わらない場合には「だーかーらー」っていう感じ、とあまりいい表現ではありませんが、そんな風に話します。
少し協調されて聴こえるようになるので、アクセント(<)に近い意味ととらえることも。逆もありますね。
やはりどう演奏するのがいいのかをよく考え、記号の奥をしっかりと覗いていかないといけません。
テヌートの音が大事だったり、言いたいことがその先にあったり(気を引きたい)、些細な記号ですがちゃんと受け止めて反映させたいですね。