スラーの練習その1


ピアノでスラー(滑らかに弾く)はとても難しい。
慣れるまではきれいなスラーがなかなか。
次の音と前の音が重なってしまったり、ただつながっているだけだったり。
弾きながらちゃんと自分の音を聴かないといいスラーにならないのです。

そこで試しに一本の指でスラーを表現しようとしたらどうなるか、試してもらうことにしました。
ある生徒さんの曲はメロディーを右手の4、5の指で弾くことが多くその他の1,2,3番の指は内声や和音を弾く、というもの。
2番の指だけでメロディーを弾いてもらおうと思いましたが、折角なので5番で弾いてもらいました。
難しいです。ふふふ。

まず、次の音に移るには一度指を上げないと移動できませんが、早く上げすぎるとスラーが途切れてしまいます。
少し離れた所へ移動しようとすると急いでしまい、いいタイミングより早く弾いてしまう。
黒鍵があると尚更。

切れそうになるところを気持ちで繋ぐいい練習になりそうです。
ぎりぎりまで指で音を保ち、切れ目を感じさせないように弾く。
しかも息をちゃんと使えそう。

4番でも練習してみて下さい、と課題にしてみました。
もし難しそうなら2の指でスラーの練習をして下さいとお願いして。
次回のレッスンが楽しみです。
さて、どんな変化があるでしょう?
その結果はまたブログに書こうと思います。

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