音楽と算数(数学)はとても近い関係にあります。
拍子は分数表記、音符は割り算。1オクターブを12で割って半音階(平均律)。
例えば四分音符。分けるって書きますね。何を分けるのかと言えば、全音符を分けるのです。
全音符を四つに分けるので四分音符。全音符はもともと四拍あるので、それを四つに分ければ、一つは一拍となります。
二分音符は二つに分けるから二部音符で二拍。八分音符は八つに分けるから八分音符で0.5拍。
1小節は拍子で決められた拍数を小節ごとに色々な音符の組み合わせで埋めていく印象です。まるでジグソーパズルのよう。
そして、四拍子なら全ての小節の答えは四になる。
そう考えると面白いのです。
学生の頃、数学は得意とは言えませんでしたが好きな科目でした。
音楽は答えを導き出すことがとても難しく、答えがないことも、答えが沢山あることもあります。
けれど数学は正しく考え、計算すれば答えにたどりつけましたから。
ピタゴラスの定理のピタゴラスさん、音階も発見していて、ピタゴラス音律というものもあります。やっぱり数学ですね。