鍵盤ハーモニカ、どんな楽器かお分かりになりますでしょうか?
ピアニカと言えばお分かりでしょうか。小学校の音楽の授業で吹いたことがある方も多いと思います。ちなみにピアニカはヤマハの商品名で、一般名称としては鍵盤ハーモニカと言います。
この鍵盤ハーモニカ、実はなかなか奥が深い楽器なのです。息を使うのでピアノでは出来ないことができたりするのです。
まず、強弱がつけやすい。フォルテの大きさには限界がありますが、長い音のクレッシェンドも思いのまま。楽器を歌わせる、楽器で歌うことが良く理解できます。
集中出来る。これは本当に凄いです。呼吸を嫌でも意識するので。1フレーズ一息を理解するには非常に良い楽器ですね。
そしてビブラート。憧れのビブラート。ピアノでは出来ないビブラート。人は何故美しいビブラートに心を揺さぶられるのでしょう。
鍵盤はピアノより小さいのでその感覚に慣れるのには少々時間が必要になったり、鍵盤を見てしまったりすることもありますが、たまにとても吹きたくなります。
最近では子供用の小さいものだけでなく、大人でもカッコよく?使える少しだけ鍵盤数の多いタイプのものも販売されています。
私が使っているのはスズキの楽器で(スズキはメロディオンといいます)、鍵盤数は37鍵。ピアノよりかなり少ない!!けれど少し疲れた時、素朴だけれど温かみのある音に癒されています。
やっぱり楽器を演奏するのは楽しいです。音楽はいいですね♪