ピアノはその仕組みの複雑さもあり、実際に音が出る場所が指先からは離れています。
中の構造も全て見える訳ではありません。
ですので慣れるまでは叩いてしまったり押してしまったり、音は出てもいい音を出すのが難しいです。
そこで、弦を自分の指で触って音を出すイメージをしてみて下さい。
優しく触れば優しい音、鋭く触れば鋭い音。
触ることをイメージ出来たら、今度はハンマーの動きを意識してみて下さい。
指をゆっくり動かせばハンマーがゆっくり動いて優しく弦を叩きます。
ふわっと動かせばふわっとハンマーも動きます。
素早く打鍵すればハンマーも素早く動きます。
構造は複雑ですが、細かい動きの違いはハンマーに伝わります
ハンマーの動きをイメージ出来たら音のバリエーションが広がると思います。
電子ピアノで練習していても動きのイメージをしてみて下さい。
今日いらした生徒さんから紫陽花を頂戴しました。
ご自分で育てられたのだそうです。
とても美しい、季節のお花です。
明日から6月ですね。