弾き方を変える


弾きにくいところを頑張って練習すると必要のない力が入ってしまったり、手の形が不自然になったりすることがあります。
特に小さいうちにレッスンを始めて、成長するにつれ出来ることが増えているのに、以前の小さい手のままの弾き方をしてしまっている。
手が小さいうちは鍵盤一つ弾くのにも大変。
一生懸命弾いている姿はなんとも言えずそれだけで感動です。

でも段々大きくなってくると、今までしていた弾き方を少しずつ修正する必要が出てきます。
楽に弾くことを考えていかないと曲は難しくなる一方なのですから。

よくしてしまっていることは、1の指が鍵盤から落ちてしまう弾き方。
1の指を使う時だけ鍵盤に乗せる。
他には、鍵盤の手前で弾きたがる、手を開かない、手首が落ちる等。

今まではそれでも良かったことが、段々に直されることが多くなると不思議に感じることもあるでしょう。
疑問に思うこと、困惑することもあると思います。

でも、面白いのは弾き方を変えると楽に弾けることに逆に驚いてしまうようです。
とはいっても、くせになったものを直すのは少し時間がかかるので、ついつい以前の弾き方が出てしまうことはしょうがないです。
弾きにくい所を弾き方をそのままに頑張るのではなく、楽な弾き方を探してみる、という練習が出来るといいですね。

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