音の長さでよく勘違いしてしまうこと。
特に最後の音が全音符の時にしてしまいがちなのですが、例えば4分の4拍子の場合で4拍のばす、という時。
1、2、3、4のと4と言ったときに手を離すことがあります。
でもそれは3拍にしかならないのです。
何故なら0から数えていないので。
1、と言った時には音が発せられたばかり、0拍分です。
2、と言ったときに始めて1拍分のばせたことになるのです。
3、と言って2拍分。
4、で3拍分。
その後どう数えるか。
正解は、1、です。
4拍子はあくまで4拍の繰り返しです。
5拍目は存在しません。
音楽とはいえ、算数の考え方をとてもよく使いますが、ここは少し違うところ。
この音の長さ、書いて見せてあげるとすぐにみなさん理解してくれるので、とても楽しいです。
最近、小さなホワイトボードに色々なことを書いてレッスンすることをはじめました。
音は目に見えないけれど、考え方は書いて説明出来ますね。
たまにペンとホワイトボードを生徒さんに取られてしまいますが。
書くのが楽しいようです。