毎年プログラムには一言、それぞれの思いのコメントを載せるという事で、用意してもらい。コメントが少しずつ返ってきました。
何を思い、どう感じて、どんな風に弾きたいのか。
小さな生徒さんでも自分の言葉をもらうようにしています。
本当は聴く側の自由も残しておきたいのですが、まずは演奏する生徒さんが言葉にすることで自分自身で意識して貰いたいと思っています。
一生懸命、頑張ります、や、間違えないように、強弱に気を付けて、などは無しです。
音楽は音楽なので、全てを言葉に出来る訳ではありませんし、全てを言葉にする必要もありませんが、言葉にすることで明確に見えてくることもあります。
そもそも間違えてもかまわないのです。
機械でないのだから。
間違えないことより大切なことがあります。
勿論、間違えないように弾く練習はします。
そして、粗を探すような聞き方をしないでください。
良かったところを見つけられる方がよっぱど幸せです。
意識や気持ちを音にするには沢山のことを考える必要がありますね。
いつか、言葉には出来ないけれど音には出来る、なんてことが出来るようになったら嬉しいです。
でも言葉にする努力はし続けて欲しいですし、私もそうしなければいけないと日々感じています。
使える言葉、本を沢山読まないと。
先日また面白そうな本を買いました。
体の感覚、使い方に関する本です。
でも...まだ読めていません。
早く時間を作らなければ!!