弾きにくい所は声に出して


少し早いパッセージで困った時は音を声に出しながら弾いてみて下さい。
指が上手くコントロール出来ず、変なリズムが付いてしまう、音の大きさがバラバラになってしまう。
階名で読みながら(歌いながら)弾くと案外ちゃんと弾けるのです。
どうしてなのでしょうね。
音楽の演奏は脳の言語野とだいたい同じ場所を使うそうです。
そのことと関係があるのでしょうか?

昔むかし、英会話にハマっていた時期がありました。
まだ始めたばかりの頃でした。
レッスンに行く前にピアノをしっかり練習していくと、英会話のレッスンで言葉が出てこないのです。
練習せずにいくと、わりと色々言葉がスムーズに出てくるのに。
下手になったのかと焦りましたが、きっと英語とピアノは脳の近いところを使っているからだ、練習したから脳はピアノのモードにスイッチが入ってしまったのだと自分を納得させたことを覚えています。

近年、脳に対するピアノの効果が研究によって沢山の事が分かり始めました。
かなりいい効果があるようです。
その中の一つとして、ピアノは語学の習得の助けになるそうです。
私の英会話は約6年続き、英語でものを考えるところまではいきました。
だいぶ忘れてしまいましたが、学生時代より勉強が楽しかったことをよく覚えています。

話を戻しますが、音を歌わなくてもぶつぶつ言うだけでもいいと思います。
何度かそれを繰り返してみて下さい。
練習方法は色々あります。
イメージした音が出るようになるといいですね。


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