無くて七癖


癖は誰にでもあります。しかも始めから。
1の指を鍵盤に乗せないで、1の指を使うときにひょこっと鍵盤にのせる。
あとはひっかくように指を動かす。
肘がとても動く。
手首が動く。
まだまだあります。

癖を修正する、って大変です。
思うように動かせない指をやっと動かしているのに、更に他の事をさせられるのですから。
とてもよく分かります。私も経験があります。
でも動かしにくいのは癖のせいかもしれません。

大変でも癖は早めに直しておいた方がいいです。
手の大きさや筋肉の発達具合も見ないといけませんが、なるべく早いうちに。
癖がつかないようにしていくのが大切なのですが、もともと持っているものが少なからずあるので。

今日のレッスンでも弾き方を少し修正したら、その弾きやすさに少し唖然とした生徒さんがいました。
とにかくシンプルに指を動かす。
あまり縦に動かさず、横の移動は虫の動きに似せて。
少し見直すと、とても弾きやすくなりますから。
楽に、少しでも楽に弾こうとして下さい。
ものぐさくらいが丁度いいです。


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