ずっと思っているのです。
1オクターブを12に分け、何オクターブか分を使い音を並べ、組み合わせ、メロディーや和音を作る。
リズムが付いたりフレーズのまとまりがあったり。
たったそれだけなのに、言葉とは明らかに違うのに意味があるものが出来上がる。そしてそれによって慰められたり、癒されたり、勇気をもらったり、元気付けてもらったり。
心地よくも不快な気持ちにも出来る。
そして愛を語ることすら出来てしまう音楽の不思議。
言葉ではないのです。何故伝わるのでしょう。
普段はあたりまえのように歌ったり、弾いたり、聴いたりしていますが、時々考え出して興奮したりワクワクします。
言葉以外の表現の手段は他にも沢山あります。
音楽だけが特別という気持ちもありません。でも他のことより少しだけ深く音楽について考えてきたから感じる感覚。
聴くだけでも楽しいけれど、素敵な曲に出会うと弾きたくなります。
そんな曲を弾きながら、音に心を奪われてしまう時が至福の時間です。