楽譜は財産、と思って子供の時から使っている楽譜から今に至るまで全て残してあります。
そんな昔の懐かしい楽譜、今改めて見てみるとびっくり。どうしてそんな指で?と思うような指使いが書かれていたりするのです。
明らかに今はその指で弾かないと思う指使い。弾きにくい...(;^_^A私は本当にこの指で弾いていたのでしょうか?
どんな理由でその指使いにしたのでしょうね。
楽譜が捨てられるのは悲しいですが、古い楽譜を使うときには少し注意が必要ですね。作曲家のこと、曲のこと、研究している方が沢山いらして、そのおかげで今まで考えられていた事と違う新たなことが分かったりしています。新しく出される楽譜はそれらが反映されているものもあります。
出来ればそういう楽譜を使いたいのですが、捨てられずに溜まっていくばかりの楽譜。本当に何処に置けばいいのでしょう。楽譜だけでなく本も増えてしまって困っています。
楽譜を買うととてもワクワクします。これはどんなに年をとっても変わりません。早く弾いてみたくてうずうずします。
夜が長くなるこの時期に、ゆったり音楽を楽しむことに使える時間も長くなりますね。音楽を聴くのは勿論素敵ですが、演奏するのはもっと素敵。時間を超えて作曲者との語らい、幸せな時間です。