和音の指使い


一度に2つ以上の音を同時に鳴らす、これを和音と言います。

2つの音でしたらそう難しくありません。ですが3つ4つとなるととたんに、指が大変!!となっていませんか?

でも本当は素直に、楽に弾けるはずなんです。

ではどうしたら楽に弾けるのか。

実は簡単。、例えば3つの音の和音ですと一番下の音と一番上の音だけ書いてある指使いで力を抜いて鍵盤に手を置いてみる。すると真ん中の音は書いてある音の鍵盤に指が乗っているはず。

こんな感じです。ドミソを531の指で弾く場合、ドとソ(レッスンでは外側の音と呼んでいます)に5と1を置いて下さい(力を抜いて)3番の指はミの鍵盤に乗っています。(左手で考えてみます)

ドファラを521で弾く場合はドとラに5と1を置く。その時には2がファにあります。

シレソはシとソを531で。シとソに5と1を置けば3の指はレの上にあります。

4つの和音の場合はどうでしょう?

例えばソシレファを5421で弾く時、ソを5、ファを1に置けばシには4、レには2が乗っているはず、もしくは一番その鍵盤に一番近い指が書いてある指のはずです。

ここで頑張るべき?練習は一つ一つの音に合わせて鍵盤に指を乗せる、ではなく、「力を抜いて素直に手を開き鍵盤に置く」ことなんです。頭から直接指に指令が出せるようになれば鍵盤を見なくても、和音でも指と音は正しく弾けます。

、他の和音も同様です。黒鍵があっても同じです。

たまには弾きにくい和音もありますが、基本の考え方は一緒。外側の音にまず置いて、(必要があれば置く位置を工夫してみて下さい)から中の音を考える。書いてある音に一番近い指が指使いの指なので、その鍵盤まで少し動かす。少しで済みます。それから、その和音を弾く手の形を感覚で覚えればOK!!

和音が上手くいかない場合には是非そうやって練習してみて下さい。手を鍵盤にどんどん慣れさせていけば楽に弾けます。違う和音が続く時手でもの形を変えていくだけで弾けるようになりますよ。

大事なことは力を抜いて自然に、です。

楽しんで練習して下さいね。


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